30代になって太りやすくなった?その1
10代、20代の時は、どんなに食べても、運動しなくても太らなかったのに、最近太りやすくなったなーなんて事ありませんか?私は下っ腹がぽっこり出てきて、絶賛ダイエット中です。
では、私達の体の中で何が起こっているのでしょうか?
基礎代謝が低下している?
人間は何もせずじっとしていても、生命維持の為に絶えずエネルギーを消費しています。これが、基礎代謝です。男性ならば平均で約1,500キロカロリー、女性ならば約1,200キロカロリーを消費しています。1日の摂取カロリーが、基礎代謝+運動による消費カロリーを上回るとき、人間は太ります。では、次の図を見てみましょう。
17~20歳をピークに、基礎代謝は加齢とともにどんどん低下していきます。ですから、同じ食生活、運動習慣でも、加齢とともに太りやすくなっているというわけですね。もちろんこれには個人差があります。
基礎代謝による消費カロリーは、筋肉量に比例します。というのも、基礎代謝の40%は筋肉で消費されます。よって、筋肉量を増やしていくと、基礎代謝も上がり、太りにくい体質になっていくということですね。
自分の基礎代謝量を知ろう
ちなみに私の測定値は、1572キロカロリーでした。今、市販の食料品にはほとんどカロリー表記があります。自分で作った場合にも、検索すればだいたいのカロリー量が出てきます。一度、自分の一日の摂取カロリーを計算してみましょう。思った以上に、摂取カロリーは多いはずです。
自分が口にしたものがどれくらいの摂取カロリーなのか、可視化することはとても大事です。私はコンビニ弁当のカロリー表記を見て、悩み悩んだ挙句買って後悔することがよくあります(笑)
現状を把握することで、対策を取ることができるようになります。毎日の摂取カロリーを記録して食事改善をした森三中の村上さんは、半年間で9キロのダイエットに成功しました。これだったら運動する時間が取れない方も始められそうですよね。
どうすれば基礎代謝は上がる?
基礎代謝を上げる方法は大きく分けて3つあります。
- 筋肉をつける
- 体温を上げる
- 血行を良くする
この3つについては、次回以降の記事で細かく紹介していきます。
まとめ
30代を過ぎて太りやすくなった、痩せにくくなったなど俗に言う中年太りの原因の一つが、加齢による基礎代謝の低下です。まずは自分の基礎代謝量、1日の摂取カロリーを数値化して見えるようにすることから始めてみましょう。
次回は、太りやすくなるもう一つの大きな要因とされる、食生活について書いていきます。